HONDA VTR1000F FIRE STORM (ヨーロッパ仕様)
オレンジ!
永くお世話になった
RFは下取りに出しました。
今までありがとう、楽しかったぜ。
さて、納車から家に帰るまで20kmほど走りました。
VTRはポジションがRFに似ているので割りと初期から乗りこなせました。
しかしやはり気になる点が多少でてきましたね。
まずクラッチレバーの位置がおかしい。
一枚目の写真を見てもらうとわかるのですが、レバーがハンドルより大分外側に位置していて、操作時に手をずらさないといけません。
前オーナーさんが社外品に換装したようですが、純正品に戻そうと思います。
次に電源ソケットが邪魔。
12Vの電源ソケットが速度計の左上のカウルステーに巻きつけてあるのですが、特に固定してあるわけではなくて、走行時の振動で速度計に被ってきます。
何らかの方法でしっかり固定しないといけません。
あと、VTR特有の仕様(?)で、購入前から他のVTRオーナーさんの話を聞いて知っていたのですが、ローとセカンドの間がロングすぎるという点です。
RFはローで発進後すぐに5km/hくらいでセカンドに入れて加速していったのですが、VTRでそれをやると回転が下がりすぎてガクガクします。
ローのままある程度(15km/hくらい?)まで引っ張ってからセカンドにシフトする必要があります。
こうやって言う分には問題なさそうなのですが、そこは1000ccです。ローでのアクセルワークはかなり気を使います。閉じ過ぎれば強烈なエンジンブレーキがかかりますし、開けすぎると吹っ飛びます。
それからもう一つこれもVTRの仕様(?)で、水温がすぐに上がるという点。
今日はかなりの冷え込みでしたが、信号待ちでラジエータファンが回りだして驚きました。
写真を見てもらうとわかりますが、VTRはサイドラジエータを採用しています。これがどうも冷却効果が高くないらしいです。
他のVTRオーナーさんによれば、VTRは股の間にエンジンがあるため夏はとにかく熱くて辛く、冬は暖かくて嬉しいらしいです。
たしかに今日乗っていて股間がポカポカしていました。夏が怖いです(;´∀`)
今のところ気になる点は以上です。
しかしやはり1000cc、めちゃくちゃパワーあります。
考えてみればRF(400cc)よりも大きい500ccのエンジンが2つもついてるわけですから、すごいに決まっています。
低速ではVツインのドコドコ感を楽しめますし、一度上まで回すとゾッとするような加速を味わえます。
翼つけたら飛べますね。
乗ってみて一番驚いたのは、エンジンのレスポンスがとても良いことです。
Vツインに乗ったことが無かったわたしは、ドルルン!って感じで回るのかと思っていたのですが、いざNでフかしてみると、ガウン!ガウン!とマルチエンジン顔負けの吹け上がりを見せてくれました。
あぁ^~タコメーターがぴょんぴょんするんじゃぁ^~
これから乗りやすいようにいろいろ弄っていきます。(゜∀゜)
最後に一つ。よく中型から初めて大型に乗った人の感想で「気がついたらものすごい速度が出ていた。」とか「かんたんに200km/h出る。」とかありますけど、
そんなことは一切ありません。
そりゃバイクの性能的にはあっという間に加速することはできますが、普通なら速度が出過ぎる前に乗っている人間が気づいて減速しますし、200km/hなんて恐ろしくて人間が頑張らないと出せません。