ぽちこ様ありりっす(´ω`*)
by ちゃんせ
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ペン入れ
以前、記事のコメントで「フォトショップでは雑に描くことが難しい」と書いたのですが、今回はそのことについてちょっと説明いたします。

まず、長い線を引きたい場合を想定します。
ペン入れ_c0078525_715194.jpg


雑に一気に引くために、倍率を25%にして一度に一気に引きます。
3秒もかかりません。
ペン入れ_c0078525_716688.jpg


さて、線を引き終わったら100%に拡大してみましょう。
ペン入れ_c0078525_7165517.jpg


おわかりでしょうか?
そうです、フォトショップは低倍率で線を引くとギザギザになってしまうのです。

↓25%で引いた線と100%で引いた線の比較
ペン入れ_c0078525_7183138.jpg


つまり、長い線を引く場合に限らず、100%~200%ほどに拡大して、短い線を引いては、カンバスを移動、→線を引く→移動をくり返さなければならないのです。

「じゃぁその繰り返し作業を雑にやればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、高倍率にするということは、それだけ周りが見えなくなるわけで、線の向かうべき方向が物凄くわかりにくくなるのです。少しでも線の向きがずれようものなら、それはとても歪な線になってしまいます。

結論として、高倍率で丁寧に描くしかない、ということです。

ただ、フォトショップにはパスツールというツールが存在します。
これは点と点の間にベクトルを持つパスを構成するというもので、そのパスにそって綺麗に線を描画できるツールなのですが、これは長く複雑な線でも綺麗に描画できる反面、やはり”手書き感”が薄れてしまうのがネックです。昔は多用していましたが、最近はその”手書き感”を重視したいと考えているのでほとんどフリーハンドで線を引いています。
by daina_rukawa | 2010-12-24 07:14 | 2DCG・イラスト | Comments(0)
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