ある楽曲をとても気に入りまして、ついさっきAmazonで初めてデジタルミュージックを買いました。
一曲250円だったのでまぁ試しに・・・と思って買ったのですが、正直言って
250円の価値無し
ですね。
無料でも遠慮したいくらいの低音質でした。
調べた所によると、アマゾンで販売しているデジタルミュージックのスペックは、最高256kbpsの可変ビットレートmp3圧縮だそうです。
可変ビットレートなのに曲の前後の無音域で『サーッ』というノイズが聞こえる謎エンコードです。
ファイルサイズは4分30秒の曲でたったの8MB・・・。最近のポータブルMP3プレイヤーなんかもう容量十数GBから数十GBもあるのですから、1000曲以上入る極小ファイルサイズです。
サイズなんか気にしないで高ビットレート・高音質のファイルにすりゃいいのに。乱暴な例えかとは思いますが、FMラジオと同等とも言える音質の音楽なんて誰が欲しがると思ってるのでしょうね。
具体的にアマゾンのファイルが糞だと思った点は
高音域がうるさい。
うるさいというのは、音量が大きいという意味ではなく、耳を攻撃してくるようなキーキーシャーシャーという不快な音になっているということです。ボーカルのさ行の発声でイヤホンを外したくなります。シンバルで歯が痛くなります。
次に、似たような点で、低音が弱い(高音が強すぎる?)
ベースがほとんど聞こえません。せっかくベースやティンパニがものすごくカッコイイ曲なのに・・・。
さらに似たような点で、ベースが聞こえないために曲がものすごく薄っぺらい。
高音ばっかりシャカシャカ鳴ってて音に深みが全く無くなってます。
この曲は色々な楽器を用いる曲で、シンセサイザを主体としてはいるものの、トランペットやトロンボーンなどの管楽器をはじめ、ティンパニなどの打楽器、ジャズベースからバイオリン・チェンバロまで多彩な弦楽器とさらにピアノと、たくさんの楽器がワイワイ楽しく演奏される曲なのですが、そのほとんどがアマゾンによって殺されています。
本当に気に入ってた曲だったので、とてもガッカリしました。
次からはちゃんとCDを買うことにします。